サボリーマンの徒然なるままに雑記ブログのサボです。
意識高い系に惑わされな!
初めに言いますと、中小企業ではキレイなパワポの資料や高度なエクセルは必要ありません。
5行くらいにまとめたすっきりした資料で十分です。
資金繰りも数か月後に資金不足が起こりそうなども見通しと結果だけで十分です。
さて、今日はちょっと真面目にこれからの事務職(中小企業)の行く末を語りたいと思います。
これから事務職を目指す方や現在事務職に就いている方なども見て頂きたい。
そして給料アップしたい(するかはわかりません汗)方や昇格したい方も見て頂きたいです。
転職を経験し、経営者の近くで仕事をしており、さぼる環境を整え、一定の給与を得るのには多少なりとのコツがあると感じます。ここからは完全な偏見と独眼になりますので。
まず事務職の置かれている環境(中小企業)ですが。
正直、雇用人数、給与は横ばいと感じます。
ちなみに弊社は年12億程度で経常利益5~8%くらいで推移しています。
電子帳簿保存法やインボイスなどのシステム導入、リモートの整備、各種法令の対応に伴う電子整備、業務の効率化いわゆるRPAも多少導入済み。
さて以上の状況は同じ中小企業の水準または水準以上ではないでしょうか。
労務、法務、会計、税務などそれぞれのプロフェッショナルな方が色々な発信をしておりますが、まずは現実を見ることが良いと思います、そのレベルが必要な会社はそう多くはないでしょう。日々の業務に追われて今を継続しているとこでいっぱいいっぱいでしょう。
そんな条件下での考察です。
横並びの会社内で給与を高めるには
同じ会社内で給与を高めるにはどうしたら良いでしょうか。
答えは簡単です。
社長の背中をかける(痒い所に手が届く)かです。
中小企業の多く(90%くらい?)はオーナー企業です。つまりすべての決定権は社長にあります。またリスクも同様に社長が背負っています。そして社長は孤独です。
考えてください。自身が社長であり、会社を引っ張っている立場であるとすると様々な問題が出てきます。売上が伸びない、人間関係の問題、関係会社との関わりなどなど。
もっとわかりやすく言えば、町内会やご近所付き合いにも似ているかもしれないです。
基本やりたくないですよね、苦手な人がいたり、やったことない行事をまとめたり、参加しない人は好き勝手言ったり。
社長は孤独との戦いです。
社長の救世主となる役回りをする
- 社内の面倒な問題に関わる(人間関係の問題などの間に入る)
- 社長個人(別の仕事やプライベートなこと)の悩みの聞き手になる
- 社長に苦手な仕事をこなす(だいだいシステム廻り)
社長(オーナー)にとって手放したくない相談役or助っ人になる
売上を上げるエース営業マンは心強いですが、より待遇アップを目指し転職する可能性は常に付きまといます。また、売上は一人に頼るのではなく全体で上げていくことが望ましいため、一人を優遇することは避ける傾向があります。
対して、自分(オーナーor社長)は自己に降りかかる面倒なことがらをサッと処理してくれる万能な補佐がいると助かります。そういった補佐は一名いれば十分です。
ずばりその補佐を目指しましょう。
本来であればそれが取締役などであるのでしょうが、中小企業の取締役は名ばかりであったり、営業のみの管轄であったりなど補佐に回る余裕などが無い場合が多いです。
こいつに頼めばすべて終わると思わせる
- 大企業筆頭に不要論が強い最強ゼネラリストを目指す
- 経理、労務、税務、法務など得意分野や専門性も持つ
- オーナーの考えをしっかりと汲み取り、それに沿った考えをインストールする
以上のことができる様になると横並びの会社でも一歩以上高い待遇や環境を作り出すことが出来ます。
なぜなら手放したくないからです。
いつの時代も中小企業はゼネラリストが重要
大企業は資本力を武器に仕組化を進め、新人でも仕事ができる様に組織作りをしています。
これは中小企業では絶対に不可能です。高度なRPAになれば仕事量と投資コストが合わなすぎるためです。電子化に関しても色々と考えることができます。例えば請求書が月間で200通程度であれば、電子送付をするより、手作業で送る方が早く正確で、問題発覚なども防ぎやすいと思います。また一部電子化が追い付かいお客様を分けたりする手間もありません。また、中小企業はある程度、属人的な部分がないと仕事が回らないのが現状です。それなりに利益を出せている中小企業は作業効率の悪さも相まって思った以上に忙しいのも事実です。人材育成はOJTは当たりまであり、忙しい中で教育もしていくため時間が足りません。そしてその新人が育ち教える立場になっても、同じように教えるのでそのサイクルが続きます。そこでゼネラリストとしてサポートをしてあげることで他部署からの信頼も得てより、社長に重宝されることになります。そのためには会社全体の事をしっかり把握している必要があります。
一見簡単そうでも難しいことが多い
簡単そうに書いていますが、実際は会社の事業内容や仕事の流れ、トラブルになるポイントや各部署との連携ポイント、お金の流れ、作業の重複や効率などを熟知している必要があります。伝票一つでも人それぞれのやり方や意図(良くも悪くも)あり、統一に出来ない部分も理解しつつ把握する必要があります。
社員数十人の性格や特徴、声掛けのタイミング、言葉選び、話題、周りにいるスタッフとの距離感、関係性、生活習慣など様々あり、しっかり把握し人心掌握する力も必要です。
時には敵対視されることや避けられることもあるでしょう。
しかし、これは避けて通れず多くの事務職はこういったことが苦手であり、避ける傾向があります。
頭一つ抜け出せれば、自分の働きやすい環境は作りは目の前です。
身に付けた方がよいスキル!
上記の取り組みをしつつ、絶対に身につけた方が良いスキル(リテラシーかな)があります。
それはデジタルスキルです。
一言にデジタルスキルと言っても何が何だかって感じですが、わかりやすく言えば会社で使用するデジタルトラブルの対応が出来れば良いと思います。
よくあるトラブル以下だと思います。
- マイクロソフトオフィス系のトラブル(メール開かねー、Excelバグる、Wordどうやる)
- 複合機のトラブル(FAX送れねー、印刷できねー、スキャンできねー)
- 電話機のトラブル(つながらねー、電話帳登録できねー)
- PCデバイスのトラブル(マウス、キーボード動かねー)
- その他(採用、HP、官公庁系、ネットバンキング、ライセンス系など)
突発で上記の内容が社員から問い合わせされると思います。ここで以下にスマートに対応、解決に持っていけるかが自身の価値を高めて社長に重宝されるかだと思います。
すべては「社長の面倒くさいを解決」←「会社の面倒くさいを解決」←「社員の面倒くさいを解決」←自由!!
結論、会社のめんどくさいを全て請け負っていきましょう。
駄文となりましたが、真実です。
そして最近の人たちはこれができる人がほどんどいないと感じますし、スマホは使えるのにデジタルスキルは極度に低いです。
まだまだ、安泰です。