サボリーマンの徒然なるままに雑記ブログのサボです。
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ある日、街を歩いていると、目の前を鮮やかな緑色の鳥が数羽で飛んでいく光景を見かけたことはありませんか?
先日娘と歩いていたら明らかに普段見かける鳥とは違う色鮮やかな鳥が数羽群れて電線にとまって鳴いていました。
娘にあれは何と聞かれて答えられなかったので、調べてみました。
その正体は、「ワカケホンセイインコ」というインコの仲間かもしれません。

公園や住宅街の電線、桜や柿の木などにとまっている様子も見かけることがあります。
この記事では、この緑のインコの正体と、その背景、寿命などについて詳しく解説します。
🐦 ワカケホンセイインコとは?
ワカケホンセイインコ(輪掛本青鸚哥)は、インドやアフリカ北部原産の中型インコです。英語名は「Ring-necked Parakeet」。
✅ 主な特徴
- 全体が明るい黄緑色
- 赤いくちばしと長い尾
- オスは首に黒とピンクの「輪模様」がある(メスや若鳥にはなし)
- 体長は約40cm(尾込み)で、セキセイインコの倍以上で結構でかい!
🏙️ なぜ街中にいるの?
① ペットとして輸入 → 野生化
元々はペット用に輸入されたものでしたが、以下のような理由で外へ出てしまい、野生化しました:
- 飼い主の不注意で逃げた
- 地震・台風などの災害でケージから出てしまった
- 「飼えなくなったから」と放鳥された(※違法)
② 都市に適応できる強さ
- 気候が温暖
- 果物や種子などエサが豊富
- 天敵が少ない(カラスやネコも脅威ではない)
- 騒音や人にも慣れやすい
📍 よく見られる地域
地域 | よく見られる場所 |
---|---|
東京都 | 世田谷区、練馬区、井の頭公園、善福寺公園など |
神奈川県 | 川崎市、横浜市 |
大阪府 | 天王寺公園、城東区など |
その他 | 名古屋市内、福岡市でも目撃情報あり |
🧬 寿命はどれくらい?
🏠 飼育下(ペット)の場合
- 20〜30年は生きる長寿な鳥
- 適切な環境で40年近く生きることも
🌳 野生(都市部)の場合
- 事故・寒さ・エサ不足などで10〜15年程度
- それでも野生鳥類としては長寿
🐤 他のインコとの比較
種類 | 体長 | 特徴 |
---|---|---|
セキセイインコ | 約18cm | 一般的な小型インコ |
コザクラインコ | 約15〜18cm | 丸くてかわいい |
ワカケホンセイインコ | 約40cm | 長い尾・街中でも生きる |
📢 鳴き声や行動は?
- 「キィーッ!」と響く甲高い声
- 夕方に群れで飛び回ることがある
- 果物や種のある木によく集まる
⚠️ 問題点や注意
- 外来種なので農作物への影響が懸念される
- 鳴き声の騒音で苦情が出ることも
- 現在は駆除対象ではなく研究対象
✍️ まとめ
都市部で見かける「鮮やかな緑色の鳥」。その正体は、ペットから野生化したワカケホンセイインコかもしれません。
- 体が大きく尾が長い
- 街の自然環境に適応し、今では定着
- 寿命も長く、野生でも10年以上生きる
彼らは、私たちの住む都市にひっそりと共存している、新しい「身近な自然」の一部なのかもしれませんね。
🔍 あなたの街でも見かけたことはありますか?
僕も小さいころにセキセイインコは育てたことがあるので、今回のワカケホンセイインコ自体は初めてしりましたので、こんなに大きいインコで野生化しても10年以上生きていけることに驚きました。
一般的にセキセイインコなどは逃げてしまうとカラスなどに狙われ長生き出来ないと言われています。
もし気になる鳥を見かけたら、ぜひ写真を撮って調べてみましょう!意外な発見があるかもしれませんよ。